2017年10月31日火曜日

vol.11「カイコク」

「学校の授業つまんない!!」







これまで飽きるほど愚痴られたのがこれ。







ゆとり教育前だろうが、ゆとり教育中だろうが、ゆとり教育後だろうが、これだけはずっと変わらず愚痴られ続けてる(笑)







もちろん、そうでない授業もあるんだけど、それが霞むくらいつまらない授業が多すぎるみたい。まあしかし、これには同感。







実際、学生時代を振り返ってみると、友だちと「◯◯先生の授業、犯罪的につまらないわー」とかげで文句言ってたからね(笑)







10代の時間は、一番変化できる時間。きっかけひとつで別人になれる可能性だってある。その時間に睡魔に耐えるだけのつまらない授業って、その可能性を奪ってる時点で犯罪的。







生意気にもそんなことを思ってたけど、今も変わらず生意気のままということか(笑)







別に芸人みたいな話術で笑かして欲しいというわけじゃないし、考えなくてもいいほどわかりやすくして欲しいわけじゃない。口当たりのいいグミばっかり食べさせられても、どうせ社会に出たら固いフランスパンばっかりなんだから。







だったら、固いフランスパンを食べる意味とか楽しさとか、そういうことを教えて欲しいと思ってた。この世界にはもっとたくさんの種類の固いフランスパンがあることを知りたかったし、その美味しい食べ方を知りたかった。







固いからといって、フランスパンにミキサーかけて、離乳食のようにされても楽しくない。固いフランスパンの本当の美味しさを教えて欲しかった。







日本人が「楽しい」とか「楽しむ」というと、どこか真剣じゃないというニュアンスが入るけど、これってどうかなとずっと思ってた。楽観主義者よりも悲観主義者の方が知的だというこの国の風土と関係してるかもね。







さては、enjoyを「楽しむ」と訳したのが間違いだったのかな(笑)







enjoyenは「〜の中へ」を意味する接頭辞に、「喜び」を意味するjoyが接続した動詞。だから「喜ばせる」というのが本当。







そんな話を聞きたかったし、今もそう思う。その点での反面教師はたくさんいたから、相手を喜ばせる話をしようと常に心がけてる。「つまらない会話=犯罪的」という式が頭のどこかにあるんだよ、きっと(笑)







コミュニケーションや会話での本当の意味での楽しさというのは「高揚感」だよね。喜びをもらった高揚感、相手を喜ばせた高揚感。







会話を楽しむというのは、会話をした後で双方が元気になれる会話のこと。清々しさや爽やかさというか、そういう会話。話をすると元気をもらえらる人っているけど、楽しさってそういうことじゃないかな。







会話というのは、自分の時間を相手に預けてる一方で、相手の時間をもらってる。これはね、よく考えるとすごいことなんだよね。







言葉の力って本当にすごい。一言で人生変わるし、一言で相手を死なせる。その言葉を交わすのが会話。







特に日本の男性はあまりコミュニケーションうまくないからね。相手をもてなすように話す練習量が少ないというか、話してて恐ろしいほどつまらないことがある。逆につまらなすぎておかしくなって笑ってしまう。スベり芸に近いかも(笑)







論理性を鍛えて、伝達力を高めるのに一生懸命だけど、話がつまらなかったらそもそも相手が話をきかないし、相手に届かないよ?(笑)







日本は理系と文系を真っ二つにわけて、理数できれば大丈夫的な空気を出しながら、そのくせ「国際化人ガー」とか「国際化ガー」言うよね。話がつまんない国際人って、キャッチボール下手なプロ野球選手と同じなんだけどなあ(笑)
そもそも「国際人」を一語であらわす言葉は英語にないし(笑)







誰かも書いていたけど、日本人って心の底では鎖国したいんだよ。閉じていたい。だからいまだにどこもかしこもムラ社会。







「あー、鎖国したい。でも外から国際化とか、コミュニケーションとか言われてるし、TOEICもとらないとダメっぽいし困ってる」







なんてそんな本音を抱きながら、日本人が一番弱い同調圧力で国際化とかコミュニケーションとか言われ続けて、建前上は「前向きにがんばる!」と気勢を上げても、内心は右往左往してるのがホントのところじゃないかな。







ムラ社会で閉じてるうちは、楽しい話なんてできるわけないよ。







話をおもしろくするには、ちゃんと自分が「開国」していなきゃ。広い世界を知らなきゃね。







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